ヒアリの天敵と思われていた日本の蟻だったが、安易にほっておけない問題に!アカカミアリも確認される [ニュース]
環境省は、平成29年6月13日(火曜)に
「神戸港を中継したコンテナから、強い毒を
持つ南米原産の特定外来生物『ヒアリ』が
日本国内で初めて見つかった。」と発表。
環境省からの情報を受け、直ちに神戸市及び
港湾関係者が連携協力で緊急調査を実施。
環境省や専門家とポートアイランド(第2期)の
コンテナヤードで実施した調査の結果
6月18日(日曜)、ヒアリの個体が確認され
殺虫剤による緊急駆除を行いました。
その一環で、環境省が実施中のコンテナヤード
での調査で、6月20日に採取したヒアリと似た
アリの個体について、6月21日に特定外来生物
であるアカカミアリであると確認され、防除を
実施されたようです。
アカカミアリは、これまでも国内への侵入が確認
されていたものです。
アカカミアリは、ヒアリに比して毒性は低いもの
の、今後も、環境省と連携・協力し、周辺の調査
を実施するとともに、確認された場合は速やかに
防除を実施するとしている。
◆対策は?
国内の港などで相次いで見つかっている強い毒を
持つ南米原産の「ヒアリ」。
静岡の空の玄関口静岡空港からヒアリが侵入して
いないか、専門家が現地調査を行ったようです。
ヒアリの現地調査は国土交通省からの要請で、国際
定期便が就航する全国の空港で行われています。
静岡空港では国際貨物を扱う施設の周辺12か所に
ヒアリの捕獲キットを設置。
このキットは砂糖でアリを誘き寄せ、粘着マットで
捕らえる仕組みで日本在来のアリも捕まります。
専門家と県の職員は輸入コンテナの動きから予測し
た場所に捕獲キットが正しく置かれているかをチェ
ックし、ヒアリが好んで巣を作る場所なども確認。
結果、静岡空港にヒアリの侵入は確認されなかった
ようですが、県は、捕獲キットを延長設置し、専門
業者が分析した結果を国に報告する予定だそうです
◆ヒアリ
和名 ヒアリ
科名 アリ (Formicidae)
学名 Solenopsis invicta
英語名 Red imported fire ant
原産地 南アメリカ
特徴 体長2-6mmの、主に赤茶色のアリで、高い
採餌能力や防御物質の分泌、ワーカーの侵
略などにより他種のアリと競合し駆逐する
性質がある。
女王アリは一日に2000~3000卵を産卵する
ことが可能。
南米原産であるが、亜熱帯、温帯でも生息
が可能なため、本邦への侵入を警戒する重
要性が高い。
定着実績 日本における侵入・定着の実績はない。
被害状況 ◇生態系に関わる被害
極めて攻撃的で、節足動物の他爬虫類
小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食する
ことが知られている。
集団で攻撃することにより鳥類の営巣
・雛の生育に影響を及ぼした例がある。
◇人の生命又は身体に関わる被害
刺されると、アルカロイド系の毒によ
って非常に激しい痛みを覚え、水疱状
に腫れる。さらに毒に対してアレルギ
ー反応を引き起こす例が、北米だけで
も年間で1500件近く起こっている。
◆アカカミアリ
強い毒性を持つ南米原産のヒアリが東京・品川区の
ふ頭で見つかったことを受け、東京都は環境省など
と江東区の青海ふ頭を調査した結果、ヒアリは確認
されなかったものの、毒を持つ別の外来種の「アカ
カミアリ」が1000匹以上発見されました。
アカカミアリはアメリカ南部から中南米が原産地
ですが、熱帯や亜熱帯の広い地域に定着していて
国内でも沖縄県などで確認されたことがあるとい
うことです。
都や環境省などは周辺に「ベイト剤」と呼ばれる
毒を含んだ餌を設置し拡散防止に努めるとともに
引き続き目視やわなを使って調査を続けることに
しているようです。
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◆備考
その他の外来生物アリ
アカカミアリ、アルゼンチンアリ、コカミアリ
◆刺された場合
刺された直後20~30分程度は安静にして、体調に
変化がないか注意してください。
容体が急変した時は救急車を要請するなど、すぐ
に医療機関を受診してください。
受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィ
ラキシー(重度のアレルギー反応であること)の
可能性があること」を伝えてください
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「神戸港を中継したコンテナから、強い毒を
持つ南米原産の特定外来生物『ヒアリ』が
日本国内で初めて見つかった。」と発表。
環境省からの情報を受け、直ちに神戸市及び
港湾関係者が連携協力で緊急調査を実施。
環境省や専門家とポートアイランド(第2期)の
コンテナヤードで実施した調査の結果
6月18日(日曜)、ヒアリの個体が確認され
殺虫剤による緊急駆除を行いました。
その一環で、環境省が実施中のコンテナヤード
での調査で、6月20日に採取したヒアリと似た
アリの個体について、6月21日に特定外来生物
であるアカカミアリであると確認され、防除を
実施されたようです。
アカカミアリは、これまでも国内への侵入が確認
されていたものです。
アカカミアリは、ヒアリに比して毒性は低いもの
の、今後も、環境省と連携・協力し、周辺の調査
を実施するとともに、確認された場合は速やかに
防除を実施するとしている。
◆対策は?
国内の港などで相次いで見つかっている強い毒を
持つ南米原産の「ヒアリ」。
静岡の空の玄関口静岡空港からヒアリが侵入して
いないか、専門家が現地調査を行ったようです。
ヒアリの現地調査は国土交通省からの要請で、国際
定期便が就航する全国の空港で行われています。
静岡空港では国際貨物を扱う施設の周辺12か所に
ヒアリの捕獲キットを設置。
このキットは砂糖でアリを誘き寄せ、粘着マットで
捕らえる仕組みで日本在来のアリも捕まります。
専門家と県の職員は輸入コンテナの動きから予測し
た場所に捕獲キットが正しく置かれているかをチェ
ックし、ヒアリが好んで巣を作る場所なども確認。
結果、静岡空港にヒアリの侵入は確認されなかった
ようですが、県は、捕獲キットを延長設置し、専門
業者が分析した結果を国に報告する予定だそうです
◆ヒアリ
和名 ヒアリ
科名 アリ (Formicidae)
学名 Solenopsis invicta
英語名 Red imported fire ant
原産地 南アメリカ
特徴 体長2-6mmの、主に赤茶色のアリで、高い
採餌能力や防御物質の分泌、ワーカーの侵
略などにより他種のアリと競合し駆逐する
性質がある。
女王アリは一日に2000~3000卵を産卵する
ことが可能。
南米原産であるが、亜熱帯、温帯でも生息
が可能なため、本邦への侵入を警戒する重
要性が高い。
定着実績 日本における侵入・定着の実績はない。
被害状況 ◇生態系に関わる被害
極めて攻撃的で、節足動物の他爬虫類
小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食する
ことが知られている。
集団で攻撃することにより鳥類の営巣
・雛の生育に影響を及ぼした例がある。
◇人の生命又は身体に関わる被害
刺されると、アルカロイド系の毒によ
って非常に激しい痛みを覚え、水疱状
に腫れる。さらに毒に対してアレルギ
ー反応を引き起こす例が、北米だけで
も年間で1500件近く起こっている。
◆アカカミアリ
強い毒性を持つ南米原産のヒアリが東京・品川区の
ふ頭で見つかったことを受け、東京都は環境省など
と江東区の青海ふ頭を調査した結果、ヒアリは確認
されなかったものの、毒を持つ別の外来種の「アカ
カミアリ」が1000匹以上発見されました。
アカカミアリはアメリカ南部から中南米が原産地
ですが、熱帯や亜熱帯の広い地域に定着していて
国内でも沖縄県などで確認されたことがあるとい
うことです。
都や環境省などは周辺に「ベイト剤」と呼ばれる
毒を含んだ餌を設置し拡散防止に努めるとともに
引き続き目視やわなを使って調査を続けることに
しているようです。
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◆備考
その他の外来生物アリ
アカカミアリ、アルゼンチンアリ、コカミアリ
◆刺された場合
刺された直後20~30分程度は安静にして、体調に
変化がないか注意してください。
容体が急変した時は救急車を要請するなど、すぐ
に医療機関を受診してください。
受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィ
ラキシー(重度のアレルギー反応であること)の
可能性があること」を伝えてください
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