女子マラソン福士名古屋に強行エントリー!、その真意を探る!! [スポーツ]
2017年1月31日
大阪国際女子マラソンで五輪選出標準記録破り
優勝した福士加代子選手が、同年3月に行われ
る名古屋ウイメンズに強行出場を目指している
リオデジャネイロオリンピックの選考で陸連の
内部問題が再燃している。
先日、日本陸連の麻場強化委員長が福士サイド
に、名古屋に出場しないで「リオに集中してほ
しい」と発言したが、強化委員長個人の意見で
陸連の総意ではない。
そうなのです!信用は出来ないのです。
【スポンサードリンク】しつこい汗の臭いに
皆さんは、福士選手の名古屋ウイメンズ出場を
強行するという事が「なぜ?」と思うだろうが
日本人1位、選考基準記録突破!そして確定!
にならないのが日本陸連なのです!
皆さんもよくご存じの小出義雄監督が指導して
いた那須川選手(現在:ユニバーサルエンター
テインメント)が味わった日本陸連の【闇】を
お読みください。
◆陸連に嫌われた報われぬ女王
2009年6月23日、日本陸連が決定した
世界陸上ベルリン大会の事である。
2009年8月世界陸上への出場枠は【5名】
当時、アルゼ(現:ユニバーサル)に所属して
いた那須川選手は、2009年3月22日に行
われた東京マラソン女子の部に出場、強風が吹
き荒れ、選手達が最悪のコンディションという
大会で2時間25分38秒という記録で優勝を
した。
この大会では、築地や豊洲、有明など東京湾の
ウォーターフロントを駆け抜け、GOALの東
京ビックサイトまでのコースで、海からの突風
により、那須川選手のスレンダーな身体がセン
ターラインまで煽られるなどコンディションは
最悪なものだった。
2位は佐伯由香里選手2時間28分55秒
そして、悲劇は訪れた!
◆第13回世界陸上競技選手権大会
マラソン日本代表選手
【女子】5選手
①尾崎 好美(おざき・よしみ)
第一生命・東京 1981.7.1 生
155cm・41kg 相洋高校(神奈川)
2008年11月
東京国際女子マラソン
2位 2時間26分56秒
②赤羽 有紀子(あかば・ゆきこ)
ホクレン・東京 1979.10.18 生
158cm・43kg 真岡女子高校→城西大学
2009年1月
大阪国際女子マラソン
2位 2時間25分40秒
③加納由理(かのう・ゆり)
セカンドウィンドAC・兵庫 1978.10.27 生
152cm・40kg 私立須磨女子高等学校
2008年11月
東京国際女子マラソン
2位 2時間24分27秒
以降は棄権などで振るわなかったが、上記の
記録で選考したとのこと。
④藤永 佳子(ふじなが・よしこ)
資生堂・東京 1981.8.15 生
171cm・55kg 諫早高等学校→筑波大学
2009年3月
名古屋国際女子マラソン
優勝 2時間28分13秒
⑤渋井 陽子(しぶい・ようこ)
三井住友海上・栃木 1979.3.14 生
165cm・47kg 那須拓陽高等学校
2009年1月
大阪国際女子マラソン
優勝 2時間23分42秒
⑥補欠 森本 友(もりもと・とも)
天満屋・岡山 1983.12.27 生
164cm・53kg 就実高等学校
2008年1月
大阪国際女子マラソン
2位 2時間25分34秒
というマラソンでの出場枠5名と補欠
1名での出場選手となった。
そして東京マラソンで2位になった佐伯選手は
福士加代子選手と共に10,000代表に選出
◆日本陸連の言い分では
東京マラソンは、男性のみ選考レースで女子は
関係ない。
優勝でも選考に加味する必要なし
という事です。
◆ベルリン結果
女子マラソン
尾崎 好美 2位 2時間25分25秒(SB)
加納 由理 7位 2時間26分57秒(SB)
藤永 佳子 14位 2時間29分53秒
赤羽 有紀子 31位 2時間37分43秒
渋井 陽子 棄権
森本 友 棄権
10,000m
中村 友梨佳 7位 31分14秒39
福士 加代子 9位 31分23秒49(SB)
佐伯 由香里 20位 33分41秒17
まだ続きがあるのです、ベルリンで補欠にも選ばれな
かった那須川選手をさらに悲劇が襲う!!
【スポンサードリンク】体の中からきれいに
それは、2012年に行われた横浜国際女子マラソン
で那須川選手が日本人1位(全体2位)になった時に
起こったのです。
◆世界陸上モスクワ大会選考レース
2012年横浜国際女子マラソンで那須川瑞穂は
優勝のリディア(ケニア)に次ぐ2位でGOAL
タイムは2時間26分42秒
◆突然のマラソン代表枠削減
2013年4月25日に陸上競技者を落胆させる
発表がなされた。
【世界陸上女子マラソン代表は5枠から3枠に削減】
◆当時の記事(日刊スポーツより転写)
日本陸連は25日、東京都内で世界陸上(8月10日開幕、モスクワ)のマラソンと競歩の代表を発表した。最大5枠の女子マラソンは、内定していた木崎良子(27=ダイハツ)のほか、福士加代子(31=ワコール)、野口みずき(34=シスメックス)の3人だけが選ばれた。
代表入りが有力視された那須川瑞穂(33=ユニバーサルエンターテインメント)は、落選に涙が止まらなかった。「(落選の)リアクションは用意してなかった」。横浜国際は日本人トップの2位も、記録は2時間26分42秒。日本陸連は惨敗続きの女子マラソン界を引き締める狙いで、3人に絞ったという。那須川は「タイムが良くなかったので、文句なしの結果を出すしかないのかな」と涙で言葉を詰まらせた。
指導する小出義雄氏は「枠を減らす可能性があるなら口頭ではなく、きちんと文書で示しておくべきだ。あやふやな選考は選手の希望をなくす」と憤った。また、高橋尚子さんも「選考方法はどこまで選手に伝わっていたのだろう。なっちゃん(那須川)は大きなショックを受けると思う」と同門の後輩を気遣った。各選考レースで暑さ、風、コースと条件は異なる。小出氏は「記録だけで決めるのはおかしい。自分は20年前から一発勝負がいいと主張している」と話した。
◆まとめ
どうだろう、福士選手は長年陸上界でトップを
歩んできた選手です。
一緒に戦ってきた、那須川選手と同様の悲しみ
を何人も見てきているのだろう、そんな中今回
のリオデジャネイロ確定ならずの陸連に警鐘を
鳴らしているのです!
名古屋の前にリオ確定!を出してあげてほしい!
定められたタイム内で走っても保留とは!?
陸連の随行人数を削って選手枠に分け与えて
ほしいと考えてしまいます。
青春のすべてをかけて記録に挑み、日の丸を
背負って私たちに感動を与えてくれる彼女達
国家予算をアスリート育成にもっとつぎ込ん
でほしいと個人的に思っています。
【関連記事】
リオ五輪へは誰が行く?希少枠(3名)で狙うマラソンQUEEN達
大阪国際で優勝の福士加代子「リオ決定だべ!」マラソンのQUEENに!
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大阪国際女子マラソンで五輪選出標準記録破り
優勝した福士加代子選手が、同年3月に行われ
る名古屋ウイメンズに強行出場を目指している
リオデジャネイロオリンピックの選考で陸連の
内部問題が再燃している。
先日、日本陸連の麻場強化委員長が福士サイド
に、名古屋に出場しないで「リオに集中してほ
しい」と発言したが、強化委員長個人の意見で
陸連の総意ではない。
そうなのです!信用は出来ないのです。
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皆さんは、福士選手の名古屋ウイメンズ出場を
強行するという事が「なぜ?」と思うだろうが
日本人1位、選考基準記録突破!そして確定!
にならないのが日本陸連なのです!
皆さんもよくご存じの小出義雄監督が指導して
いた那須川選手(現在:ユニバーサルエンター
テインメント)が味わった日本陸連の【闇】を
お読みください。
◆陸連に嫌われた報われぬ女王
2009年6月23日、日本陸連が決定した
世界陸上ベルリン大会の事である。
2009年8月世界陸上への出場枠は【5名】
当時、アルゼ(現:ユニバーサル)に所属して
いた那須川選手は、2009年3月22日に行
われた東京マラソン女子の部に出場、強風が吹
き荒れ、選手達が最悪のコンディションという
大会で2時間25分38秒という記録で優勝を
した。
この大会では、築地や豊洲、有明など東京湾の
ウォーターフロントを駆け抜け、GOALの東
京ビックサイトまでのコースで、海からの突風
により、那須川選手のスレンダーな身体がセン
ターラインまで煽られるなどコンディションは
最悪なものだった。
2位は佐伯由香里選手2時間28分55秒
そして、悲劇は訪れた!
◆第13回世界陸上競技選手権大会
マラソン日本代表選手
【女子】5選手
①尾崎 好美(おざき・よしみ)
第一生命・東京 1981.7.1 生
155cm・41kg 相洋高校(神奈川)
2008年11月
東京国際女子マラソン
2位 2時間26分56秒
②赤羽 有紀子(あかば・ゆきこ)
ホクレン・東京 1979.10.18 生
158cm・43kg 真岡女子高校→城西大学
2009年1月
大阪国際女子マラソン
2位 2時間25分40秒
③加納由理(かのう・ゆり)
セカンドウィンドAC・兵庫 1978.10.27 生
152cm・40kg 私立須磨女子高等学校
2008年11月
東京国際女子マラソン
2位 2時間24分27秒
以降は棄権などで振るわなかったが、上記の
記録で選考したとのこと。
④藤永 佳子(ふじなが・よしこ)
資生堂・東京 1981.8.15 生
171cm・55kg 諫早高等学校→筑波大学
2009年3月
名古屋国際女子マラソン
優勝 2時間28分13秒
⑤渋井 陽子(しぶい・ようこ)
三井住友海上・栃木 1979.3.14 生
165cm・47kg 那須拓陽高等学校
2009年1月
大阪国際女子マラソン
優勝 2時間23分42秒
⑥補欠 森本 友(もりもと・とも)
天満屋・岡山 1983.12.27 生
164cm・53kg 就実高等学校
2008年1月
大阪国際女子マラソン
2位 2時間25分34秒
というマラソンでの出場枠5名と補欠
1名での出場選手となった。
そして東京マラソンで2位になった佐伯選手は
福士加代子選手と共に10,000代表に選出
◆日本陸連の言い分では
東京マラソンは、男性のみ選考レースで女子は
関係ない。
優勝でも選考に加味する必要なし
という事です。
◆ベルリン結果
女子マラソン
尾崎 好美 2位 2時間25分25秒(SB)
加納 由理 7位 2時間26分57秒(SB)
藤永 佳子 14位 2時間29分53秒
赤羽 有紀子 31位 2時間37分43秒
渋井 陽子 棄権
森本 友 棄権
10,000m
中村 友梨佳 7位 31分14秒39
福士 加代子 9位 31分23秒49(SB)
佐伯 由香里 20位 33分41秒17
まだ続きがあるのです、ベルリンで補欠にも選ばれな
かった那須川選手をさらに悲劇が襲う!!
【スポンサードリンク】体の中からきれいに
それは、2012年に行われた横浜国際女子マラソン
で那須川選手が日本人1位(全体2位)になった時に
起こったのです。
◆世界陸上モスクワ大会選考レース
2012年横浜国際女子マラソンで那須川瑞穂は
優勝のリディア(ケニア)に次ぐ2位でGOAL
タイムは2時間26分42秒
◆突然のマラソン代表枠削減
2013年4月25日に陸上競技者を落胆させる
発表がなされた。
【世界陸上女子マラソン代表は5枠から3枠に削減】
◆当時の記事(日刊スポーツより転写)
日本陸連は25日、東京都内で世界陸上(8月10日開幕、モスクワ)のマラソンと競歩の代表を発表した。最大5枠の女子マラソンは、内定していた木崎良子(27=ダイハツ)のほか、福士加代子(31=ワコール)、野口みずき(34=シスメックス)の3人だけが選ばれた。
代表入りが有力視された那須川瑞穂(33=ユニバーサルエンターテインメント)は、落選に涙が止まらなかった。「(落選の)リアクションは用意してなかった」。横浜国際は日本人トップの2位も、記録は2時間26分42秒。日本陸連は惨敗続きの女子マラソン界を引き締める狙いで、3人に絞ったという。那須川は「タイムが良くなかったので、文句なしの結果を出すしかないのかな」と涙で言葉を詰まらせた。
指導する小出義雄氏は「枠を減らす可能性があるなら口頭ではなく、きちんと文書で示しておくべきだ。あやふやな選考は選手の希望をなくす」と憤った。また、高橋尚子さんも「選考方法はどこまで選手に伝わっていたのだろう。なっちゃん(那須川)は大きなショックを受けると思う」と同門の後輩を気遣った。各選考レースで暑さ、風、コースと条件は異なる。小出氏は「記録だけで決めるのはおかしい。自分は20年前から一発勝負がいいと主張している」と話した。
◆まとめ
どうだろう、福士選手は長年陸上界でトップを
歩んできた選手です。
一緒に戦ってきた、那須川選手と同様の悲しみ
を何人も見てきているのだろう、そんな中今回
のリオデジャネイロ確定ならずの陸連に警鐘を
鳴らしているのです!
名古屋の前にリオ確定!を出してあげてほしい!
定められたタイム内で走っても保留とは!?
陸連の随行人数を削って選手枠に分け与えて
ほしいと考えてしまいます。
青春のすべてをかけて記録に挑み、日の丸を
背負って私たちに感動を与えてくれる彼女達
国家予算をアスリート育成にもっとつぎ込ん
でほしいと個人的に思っています。
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大阪国際で優勝の福士加代子「リオ決定だべ!」マラソンのQUEENに!
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